農事用送風機丸形タイプ2機種を発売 ソーワテクニカ
三菱電機グループの㈱ソーワテクニカ(角庄司社長―本社・岐阜県中津川市茄子川中垣外1646-45)は、主に畜舎の天吊り送風用途に使われる『農事用送風機丸形タイプ』【写真下】と、『丸形タイプ〔DCブラシレスモータ搭載〕』の2機種を4月1日に新発売した。
同社は換気送風機の電気代に注目し、消費電力(電気代)が低い換気送風機を開発・販売して各地の生産者に好評を得ているが、今回新発売した2機種では、いずれも新たに設計した羽根「デュアルゾーンブレード」や効率を改善したモーター、形状を最適化したダクトで、従来の機種よりさらに省エネを実現。
「デュアルゾーンブレード」は、風の流れを2面に分けることで、風量を変えずモーターへの負担を低減し、消費電力削減を実現。形状を最適化したダクトは、ストレート部を延長して送風効率を改善したことで、丸形タイプで消費電力295/350W(50/60Hz)、丸形タイプ〔DCブラシレスモータ搭載〕で消費電力240Wを可能とした。
このほか、新機能として運転制御にセーブモード追加をした丸形タイプ〔DCブラシレスモータ搭載〕の専用コントローラ(別売)を新発売。セーブモードは、通常運転に対し風量を抑えた自動可変運転で、速度調節運転時に強風による冷やしすぎを防止し、消費電力を削減する。
問い合わせとカタログ請求は同社営業部(電0573-78-0302、F0573-78-0307、ホームページ=http://www.sowanet.co.jp)へ。