AIによる種鶏流通の停滞で声明 OIEコードの導入や順守求める 国際家禽協議会

国際家禽協議会(IPC=インターナショナル・ポートリー・カウンシル―ジェームズ・サムナー会長―本部・ベルギー)は5月1日、鳥インフルエンザ(AI)が世界の主力鶏種のペディグリーや原種鶏を持つ国々にも広がる中、種鶏の円滑な流通を維持するため、OIE(国際獣疫事務局)陸生動物衛生規約(OIE陸生動物コード)に示された貿易基準の順守や導入を世界各国の家畜衛生当局などに求める声明を公表し、5月4日には、同声明とともにOIE加盟国への規約順守の働きかけを求める文書を、OIEのベルナール・ヴァラ事務局長宛てに送った。
声明では、AIが急速に拡大する中、OIEが国際貿易を安全に維持するため承認している(地域主義やコンパートメント主義など)すべての基準や方法を活用せずに、家禽の貿易を全面的に禁止している国があり、これらの国々の家畜衛生当局によるOIE基準の偏った解釈が、種鶏や家禽肉の貿易を混乱させていると指摘。
OIE加盟国は、OIE陸生動物衛生規約に則ってコンパートメント主義やゾーニング、地域主義の考え方を遅滞なく適用するよう強く要望したうえで、これらの考え方に基づき安全性が確保された地域やコンパートメントなどから輸出された種鶏や種卵のトランジットを制限しないよう求めている。
OIEのヴァラ事務局長への文書では、OIE加盟国の合意により定められた同規約の順守を、可能な限り加盟国に働きかけるよう要望している。

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