ヨコオがカラーマーク(赤鶏品質保証)策定 銘柄鶏「ふもと赤鶏」ブランド確立へ
(株)ヨコオ(横尾和浩社長―本社・佐賀県鳥栖市)は9月12日、設立50周年を機に「カラーマーク(赤鶏品質保証)」の策定と、「みつせ鶏」に続く銘柄鶏「ふもと赤鶏」(旧「麓どり」)のブランド確立に取り組むと発表した。
「カラーマーク(赤鶏品質保証)」は、日本初の自社による銘柄鶏の品質保証制度で、今年で設立50周年を迎えたヨコオが「日本一の銘柄鶏の会社になる」のスローガンのもと、さらに品質と味わいに責任を持つために策定するもの。親鶏が両親ともフランス産赤鶏の鶏を「ヨコオの赤鶏」と定義した。
カラーマークのデザインは、「よい雛」「よい餌」「よい管理」を表すトライアングルと、両親とも赤鶏であることを示す「赤×赤」をモチーフにしている。
「ふもと赤鶏」は、赤鶏のおいしさと優位性を広く伝えるために、これまでのブランド名「麓どり」を変更したもの。ブランドマークは、ルーツであるフランスの国旗をモチーフに、「よい雛」「よい餌」「よい管理」を表現する三ツ星を添えている。
また、赤鶏の認知度向上や品質への理解を促進するために今後1年間、“フレンチの鉄人”として知られる坂井宏行シェフをメッセンジャーに起用する。今年10~12月に福岡県を中心に「坂井シェフとヨコオの赤鶏」をテーマとしたテレビCMを放映するほか、赤鶏を使った坂井シェフのレシピをリーフレットにし、精肉売り場などに設置する。
【カラーマークのデザイン(左)と、銘柄鶏「ふもと赤鶏」のロゴ】