平成23年のひなえ付け 採卵用めす2.4%減 ブロイラー用は2.6%減
(社)日本種鶏孵卵協会(山本満祥会長)は1月31日、平成23年12月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(速報値、レイヤー33場、ブロイラー75場が回答)を公表した。
12月の採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ3.7%減の769万3000羽、ブロイラー用ひなは0.2%増の5749万9000羽。これを基に試算した採卵用めすの全国推計出荷羽数は816万4000羽、ブロイラー用ひなは5969万羽。
国内の原種鶏場で生産された種鶏の出荷羽数は、採卵用は41.8%減の7万1000羽、ブロイラー用は1.4%増の5801万羽。
これらを基に試算した、平成23年(1~12月)の全国推定出荷羽数は、採卵用めすは前年に比べ2.4%減の9941万7000羽で1億羽を割り込んだ。ブロイラー用は2.6%減の6億6461万1000羽であった。
種鶏の出荷羽数は、採卵用は前年に比べ15.6%減の101万4000羽、ブロイラー用は1.4%増の572万1000羽であった。