ドイツも輸入停止

農林水産省は4月5日、OIE(国際獣疫事務局)からセルビア・モンテネグロで鳥インフルエンザ(AI)が発生したとの報告を受け、同日付で同国からの家きんや家きん肉などの輸入を一時停止した。過去5年間、同国からの輸入実績はない。
ドイツでも、5日に東部(旧東ドイツ)のザクセン州の七面鳥にN5N1型の鳥インフルエンザが発生し、EUのプレスリリースでも報告されたため、農林水産省は六日付で輸入を一時停止した。ドイツからは昨年、家きん肉などが8トン、加工卵(粉卵)や殻付卵(無菌卵)が825トン、採卵鶏の原種鶏や種鶏などが約127,000羽の輸入実績がある。
イギリスでも死んだ白鳥からH5N1型の鳥インフルエンザが確認されたが、家きんに感染していないため、輸入停止の措置はとられていない。
これにより、輸入を停止している国と地域(州単位を含む)は40となった。

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