業務用IHどんぶりコンロを発売へ フジマック

(株)フジマック(熊谷俊範社長―本社・東京都港区)は、どんぶり物の調理向けに加工能力を抑えた、低価格でコンパクトなIHクッキングヒーター「業務用IHどんぶりコンロ」(4口タイプと6口タイプの2機種)を6月から新発売する。
業務用IHどんぶりコンロは、東京電力(株)(勝俣恒久社長―本社・東京都千代田区)と共同開発したもので、一度に6つの親子鍋を調理(6口タイプの場合)することができるうえ、1口あたりの出力を抑えるとともに、親子鍋の大きさに合わせて開発した小型加熱コイルを採用し、部品の配置を最適化することなどによって、大幅なコンパクト化と低価格化を実現した。
このほかの主な特長は、(1)調理時間のプログラム機能や見やすいデジタル表示に加え、電源のオン・オフ、調理時間の設定、予熱スタートボタン、調理スタート・ストップボタンの4つで構成されたシンプルなデザインの制御パネルを採用して、誰でも簡単に調理できる(2)IH加熱方式は、他の加熱方式と比べて熱効率が高く、また燃焼を伴わないため快適で安全な作業環境を実現できる(3)鍋受けは簡単に取り外すことができ、本体は容易に拭き掃除ができるようにフラットな形状としたことで、清掃が簡単にできる――など。
希望小売価格(税込み)は、6口タイプが102万9千円、4口タイプが75万6千円。
詳細は、(株)フジマックの営業本部市場開発部(電03・5776・2443、根本氏)へ。

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