疑うような報告なし 千羽以上の農場の鳥インフルエンザ
農林水産省が3月26日にまとめた、3月第3週分の死亡鶏の発生状況によると、どの農場からも高病原性鳥インフルエンザの発生を疑う報告はなかった。
農水省は、高病原性鳥インフルエンザの防疫を徹底するため、家畜伝染病予防法第52条に基づき、鶏やアヒル、うずらを1,000羽以上飼養する農場に、飼養状況や死亡鶏の発生状況などを週1回、家畜保健衛生所に報告するよう求めている。
公表した死亡鶏の発生状況は、各農場からの報告を都道府県でまとめ、それを農水省が取りまとめたもの。衛生管理課は、全国の8,443戸のすべてで、高病原性鳥インフルエンザの発生を疑うような報告はなかった、としている。