「鶏卵先物」を本上場 中部商品取引所が5月に

中部商品取引所(木村文彦理事長―名古屋市中区)は、試験上場中の鶏卵先物市場を、5月にも本上場することを決めた。
3月15日に開催の臨時会員総会で、今年10月末で試験上場が終了する鶏卵市場について、前倒して5月の本上場に向け、定款の一部変更を申請することを決めたもの。26日に主務省(経済産業省、農林水産省)に定款の一部変更申請書を提出した。今後、両省の認可を受けて本上場に移行することになる。
「鶏卵取引キャンペーンや、2月にスタートさせた『飛翔作戦』(鶏卵市場加速化計画)が効を奏して、取引に厚みが出てきたことから、前倒しで本上場が可能」と判断したもの。
鶏卵の試験上場は1999年(平成11年)11月に3年間の予定でスタートし、その後、今年10月まで延長されていた。

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