畜産大賞の表彰式 養鶏関係者も多数受賞

(社)中央畜産会(山中貞則会長)は1月25日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで平成13年度畜産大賞の業績発表・表彰式を開いた。同賞は、畜産分野を経営、指導支援、地域振興、研究開発の四部門に分け、それぞれの分野の優秀事例を表彰し、これらの内容や技術指導を全国に広く提供することを目的に平成10年度から始まったもので、今回が4回目。
畜産大賞には、「衛生管理と生産性向上を追求する環境保全型養鶏」のテーマで、石川県・北栄産業(有)の市村栄宗代表が選ばれた(経営部門の最優秀賞も受賞)。養鶏関係者が畜産大賞を受賞するのは初めて。このほか本紙関係の受賞者は左記の通り。
▽最優秀賞(地域振興部門)=秋田県・あきた北央農業協同組合(佐藤修助組合長)、テーマ=「特産地鶏の生産振興と付加価値商品づくりによる地域農業の活性化―秋田比内地鶏の生産・加工販売の取り組み―」
▽優秀賞(指導支援部門)=愛知県・吉浜養鶏農業協同組合(鈴木勝彦組合長)、テーマ=「協同の力で伝統ある産地のさらなる発展を目指して―たまごの里吉浜養鶏農業協同組合―」
▽特別賞(経営部門)=埼玉県・(農)セイメイファーム・嶋田匡武代表理事、テーマ=「HACCP対応の養鶏と鶏卵の加工」

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