3月の食鳥は弱基調で推移 全農予想

PWVの見通しによると、2月のブロイラーの国内出荷は、計画処理羽数が前年比98.5%、同処理重量が同96.7%とかなりの減少となっており、寒波の影響も勘案すると、入荷量はかなり少なめに推移することも考えられる。輸入に関しては、国別に状況が異なり予断を許さないが、当面は現行水準の推移が見込まれ、中国・ブラジル産などを中心に注視していく必要があろう。需要面では、量販店の決算特売などが見込まれるものの、ほかに強材料に乏しく、全般に大きな荷動きは期待しにくい。市況は弱含みの推移となり、月間平均では、もも650円前後(前年598円)、むね190円前後(同198円)か。
3月の国内出荷は、計画処理羽数が前年比99.7%、同処理羽数が同98.5%となっており、当面の入荷量に大きな変動はないものと思われる。需要面では、月末にかけて行楽や催事関係の需要増が期待材料となるが、消費の本格的な回復が遅れるなかで、大きな期待はしにくい。市況は、入荷量にも左右されるが、おおむね持合いから弱基調の推移となろう。

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