ブロイラーも戸数減、飼養羽数増加 畜産統計

年間出荷30万羽以上層 戸数で26.9%、羽数で65.5%

平成30年2月1日現在のブロイラー(地鶏や銘柄鶏を含む)の飼養戸数は、前年比50戸(2.2%)減の2260戸、飼養羽数は同385万3000羽(2.9%)増の1億3877万6000羽。この結果、1戸当たりの飼養羽数は同3000羽(5.1%)増の6万1400羽となった。

29年2月2日から30年2月1日までの1年間に3000羽以上のブロイラーを出荷した出荷戸数は、前年比50戸(2.2%)減の2270戸、出荷羽数は同1156万7000羽(1.7%)増の6億8928万羽となり、1戸当たりの出荷羽数は同1万5000羽(3.9%)増の30万3600羽となった。

地域別では、出荷戸数は東海が増加、北海道と中国、沖縄が前年並みで、その他の地域は減少した。出荷羽数は近畿と四国で減少したが、それ以外の地域では増加した。

出荷羽数規模別(学校や試験場などの非営利的な飼養者除く)では、出荷戸数は年間20万~29万9999羽、30万~49万9999羽、50万羽以上の階層で増加し、それ以外の階層では減少した。出荷羽数は年間30万~49万9999羽、50万羽以上の階層で増加した。

年間30万羽以上の出荷戸数は610戸で全体の26.9%(前年26.0%)、出荷羽数は4億5126万3000羽で全体の65.5%(同63.5%)を占めている。