オムレツの日を祝う会 オムレツの会の会員らがイベント

オムレツを作る(右から)庄司専務、渡辺顧問、小北取締役

6月2日(0602)はオムレツの日。栄養たっぷりでおいしいオムレツを食べて、家族愛と健康を育んでほしい――。鶏卵や飼料、調味料関係の企業・団体などでつくるオムレツの会(会長=北野英明丸紅エッグ㈱社長)は6月1日、東京都中央区の日本橋たいめいけんで『オムレツの日を祝う会』を開いた。プロの料理人から焼き方を学び、希望者は調理コンテストにも参加。記念日の前夜に、それぞれがオムレツへの想いを深めた。

北野会長は開会のあいさつで、オムレツの会は会員の支えがあってこそ活動でき、設立から8年目を迎えられたと強調。オムレツの日の認知度については「SNSなどの効果もあり、6月2日はオムレツの日であると少しずつ知られるようになったが、もうちょっとかな…とも思う。我々にとっては国会で話題の『もりそば』『かけそば』よりも卵であり、その中でも王道の料理であるオムレツと、オムレツの日を皆様と一緒に広めていきたい」などと話した。

その栄養価の高さや調理の手軽さ、家計への優しさなどをまとめた『オムレツの会憲章』を全員で読み上げ、(一社)日本卵業協会の庄司幸男専務理事が乾杯の発声。

和気あいあいと交流する中、たいめいけんの茂出木浩司オーナーシェフが登場し、硬軟織り交ぜたトークで会場を盛り上げた。同氏によると、卵の選び方は「新鮮さが一番。いまは木更津から仕入れているが、赤玉で、卵黄がしっかりと黄色いものほど良い」とのこと。オムレツをうまく作るためには、食塩をビニールで丸く包んでフライパンに乗せ、手首を柔らかく動かす感覚をつかんでほしいとした。

茂出木シェフと若手シェフらによるオムライスの調理実演では、1人前につき卵3個を使い、フライパンに油でなく常温に戻したバターをのばせば焦げにくくなることなどをアドバイス。全体をふっくらと焼き上げるためには、卵を流し込んだ直後に菜箸でかき混ぜ、厚さを均等にしておくことも大切だと教えた。

『オムレツ作りコンテスト』には北野会長、庄司専務理事、(一社)日本養鶏協会の渡辺誠顧問、㈱藤橋商店の藤橋拓志社長、㈱小北商店の小北真之介取締役、オムレツの会とコラボしている楽天㈱広告営業部の浅田紗智氏がエントリー。6人全員が楽しみながら調理し、優勝は庄司専務理事と渡辺顧問の両氏、準優勝には北野会長のオムレツが選ばれた。

オムレツの会の小川伸介副会長(ゴールドエッグ㈱社長)がにこやかに〝前夜祭〟を振り返り、「明日の6月1日はオムレツの日。とにかく、このことを全国的に広めたい」と意欲的に話してイベントを終えた。

たまごレシピ募集中

オムレツの会はウェブサイトの楽天レシピで7月2日(午後1時59分)まで、1人前につき卵2個以上を使った『たまごレシピ』のアイデアを募集中。投稿者は楽天スーパーポイント(最大62ポイント)をもらえる仕組みで、6月19日時点で800件以上のレシピが投稿されている。さらにツイッターで『あなたの食べたい・作りたいオムレシピ』をつぶやくとポイントがもらえる連動企画も実施。詳細は楽天レシピ内のオムレツの日コーナー(https://recipe.rakuten.co.jp/cp/omeletteday2018/)で確認できる。