IPPS2022 来場者は約2万3千人
4月27日から29日までの3日間、名古屋市のポートメッセなごやで「国際養鶏養豚総合展(IPPS)2022」が開催され、3日間合計で2万2664人が来場した(前回の2018年は約2万8000人)。
国際養鶏養豚総合展運営協議会(中央畜産会などで構成)が主催する同展は、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期したため、4年ぶりの開催。今回はポートメッセなごやの第2展示館と第3展示館を使用し、施設・機械・資材関係とフードコーナー、キッチンカーを合わせて229社・団体が出展した(前回の2018年208社・団体)。
今回は特別企画として生産者の担い手不足や労働負担の軽減、生産の効率化などの課題を解決する機器や技術を集めた「スマート畜産ゾーン」、家畜衛生や畜産物の衛生対策など、細菌やウイルス対策に効果的な製品や機器を集めた「衛生対策ゾーン」を設けた。
4月28日午後1時から第3展示館のイベントステージで開かれた併催イベント「たまニコAGAIN2022~日本縦断チャリリレー~」出陣式には、鶏卵業界の関係者が多数集まった。
来場者の投票で決まる「IPPS AWARD2022」は、養鶏部門はあすかアニマルヘルス㈱の『ワクモヘイト』、養豚部門は大豊産業㈱の『デジタル目勘』、フード部門は飛騨旨豚協議会の『結旨豚カレー』が受賞した。
第3展示館イベントステージでの特別講演会や交流センター会議室での企業プレゼンテーションにも多くの人が参加し、熱心に聴講していた。
次回の開催は、2年後の2024年(令和6年)を予定している。
※写真は中央畜産会提供