新会長に松本氏 21世紀の会
全国食鳥青年同友会「21世紀の会」(会長=小山雅也(株)オヤマ常務)は3月25日、東京都千代田区のTKP神田ビジネスセンターANNEXで情報交換会と会長引き継ぎ式を行ない、新会長に(株)松本鶏園の松本弘文社長が就任した。
引き継ぎ式で小山雅也会長は「会長を3年間務めさせていただき、悔いを残すことは一切ない。20周年記念事業は皆さんのご協力のおかげで成功させることができた。新たな会員も加入しているため、今後も日本の食鳥産業を盛り上げていくパートナーをどんどん作り、世界に負けない食鳥産業の礎の会として成長していければと思う」などと述べた。
松本弘文新会長は「歴史ある会の会長を仰せつかり、緊張しているが、皆さんの力を借りながら務めさせていただきたい。我々の業界が置かれている立場は、TPPや鶏種、飼料の問題など、皆さんの知恵を合わせて進めていかなければいけないような状況になっている。そのようなところでも、21世紀の会はここにいるぞ、と大きく主張できるような団体になっていければと考えている」などと抱負を述べた。新役員は次の各氏。
会長=松本弘文((株)松本鶏園)▽副会長=荒木敏行(横浜食鳥鶏卵(株))、中島功雄((株)中嶋製作所)▽会計=鈴木昌樹((株)鳥藤)
情報交換会では、豪雪による被害の状況や鶏肉の需給動向、4月からの消費税増税への対応、配合飼料などのコストアップ、人材の確保などについて、出席者から意見が出された。
【小山雅也会長(右)から引き継いだ松本弘文新会長(左)】