初のたまご広告 2月1日からスタート

(社)日本卵業協会(寺西孝年会長)と(株)サニーサイドアップ(次原悦子社長-本社・東京)は、鶏卵を広告媒体として活用する日本初の「たまご広告」を、2月1日からスタートさせた。
たまご広告の最初の広告主は、日清食品(株)の即席めん「チキンラーメン」。チキンラーメンの広告が印刷された上貼りラベルと豆シールを貼った鶏卵は、2月1日から北海道と九州地区を除くダイエー各店で発売される。
鶏卵に貼付する豆シールなどに、企業や国、自治体などの広告メッセージを掲載するたまご広告は、日本では初の試み。
年間1人当たり約330個の鶏卵を消費する日本では、1日平均で5300万個の鶏卵が流通しているといわれており、媒体数(鶏卵の出荷個数)と広告単価から産出した市場規模は、約114億円に相当するとのこと。サニーサイドアップでは、「最も身近な食品である鶏卵を広告媒体にすることで、特に家庭の食生活を預かる主婦層をターゲットにした新たな広告手法になる」と、今後の広がりに期待している。
たまご広告による収益の一部は、鶏卵のトレーサビリティなどの安全・安心対策や、消費促進などに使われる。
【わが国初のたまご広告パック卵】

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