マエカワラボを開設 前川製作所
(株)前川製作所(岩出功社長-本社・東京都江東区)は9月1日、同社の東広島工場内で『マエカワ食品ラボ』を開設した、と発表した。
同ラボは、あらゆる食品の「おいしさ」や「品質」にかかわる各種試験や、一部の数値化を行なうことができる施設で、商品の「食味」「成分」「風味」「食感」「色」といったおいしさの表現を再度、技術的にとらえ直して顧客に提言することをねらいとしている。
ラボ内には、連続式急速凍結装置「サモジャックルフリーザー」や、加熱蒸気オーブン「ハイパーヒートオーブン」、バケット反転・浸漬式多目的熱交換装置「ジェットバケット」、連続式高湿度解凍機「フレッシュラインデフ」、毛髪・異物検知器「銀河」、横吹き循環流型エアシャッター「サーモシャッター」、冷凍濃縮装置などを設置しているほか、これらの装置を使用して、顧客にさまざまな技術的提言を行なう技術者も配置している。
同社は今後、全国の食品会社や大学などから、同ラボの公開や利用のあった差異には、積極的に対応するとしている。詳細は同社広報室(電03・3642・8185)の大道氏、中国支店(電082・850・0200)の大村氏、東広島工場(電082・491・1828)の染谷氏へ。