鹿田氏(群馬)の桂種が優勝 第67回チャボ全国品評会

全日本チャボ保存協会(経徳禮文会長―事務局・東京都江戸川区)は4月17日、東京・江戸川区総合文化センターで、第67回チャボ全国品評会を開いた。
今回の品評会には、各会員(育種家)自慢のチャボ90点が出品された。
体重や冠、肉ぜん、尾など15項目について、1羽1羽ていねいに審査した結果、総合優勝(農林水産大臣賞)は群馬県の鹿田孝氏の桂種が選ばれた。優勝は群馬県の山口等氏の碁石(東京都知事賞)と、茨城県の小林幹雄氏の源平(東京都教育委員会賞)。このほか準優勝や特等賞など31点が表彰された。
チャボ(矮鶏=小さい鶏)は、日本鶏の一種で昭和16年8月1日に、文部省(当時)から国の天然記念物に指定されている。全日本チャボ保存協会は、江戸文化の生きた芸術ともいわれるチャボを保存する団体。チャボは体が小さくて美しく、飼う場所もあまり必要としない。品評会には一般の人も訪れ、チャボの愛くるしい姿に見とれていた。

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