7~9月期配合飼料 トン約600円値下げ
全農は6月21日、今年7~9月期の配合飼料価格を、前期に比べ全国・全畜種総平均でトン当たり約600円値下げすると発表した。今回の値下げの主要因は為替の円高と、副原料の魚かすなど値下がりしていることなど。
畜種別では、たん白質原料がやや値下がりしたことから、養鶏用は平均値下げ幅が百円近く大きくなるとみられる。商系、専門農協系も全農と同様の値下げを実施する予定。
飼料基金からの補てんは、4~6月期は1,350円であったが、7~9月期は値下げとなったことから1,050円が打ち切られ、300円のみが継続される。この結果、生産者の実質負担は450円増加することになる。また、牛飼養農家救済の特例補てんは7~9月期は打ち切りとなる。