鶏肉消費構成 業務・外食60%、家計31%、加工9%
農林水産省生産局畜産部食肉鶏卵課がまとめた平成12年の食肉消費の構成割合によると、鶏肉の家計消費は前年より1ポイント増の31%、加工仕向けは前年と同じ9%、その他(業務・外食)は逆に同1ポイント減の60%であった。
鶏肉の消費構成は、昭和50年には、家計消費が52%、加工仕向けが3%、その他が45%と、家計消費が半分以上を占めていた。しかし、その後のライフスタイルの変化の中で、家計消費のシェアは年々減少し、その他(業務・外食)、加工仕向けが増加してきた。ここ数年は、景気低迷による消費の伸び悩みを反映して、消費構成割合もほぼ横ばい傾向で推移していたが、平成12年は、業務・外食が減少して家計消費が微増することになった。