メグソン社に社名変更 オランダのコボット・オートメーション社
共和機械と提携、パレタイジングロボット販売
鶏卵産業用ロボットなどを製造・販売するオランダのコボット・オートメーション社(Cobot Automation、本社・ヘルダーラント州エーデ)は〝エッグ・ハンドリング・ソリューション〟のスペシャリストとして国際的な活躍を目指すべく、5月20日付で社名をメグソン社(Meggson)に変更した。
同社は、鶏卵トレーのパレタイジングロボットや、孵化場向けの省人化装置、溶接作業の自動ロボットなどを製造・販売する自動・省力化分野の専門メーカーで、「実行を簡単にする(Simplify to perform)」との信条に基づいて製品を設計している。
エンジニアリングディレクターのヘイス・トマースセン氏は「複雑な課題に直面した時、問題を複雑にすることは誰でもできるが、それらを真に改善するには、確固たる専門知識と経験に基づいて、シンプルなプロセスやソリューションを提供しなければならず、そこに私たちの強みがある」と述べており、養鶏場や孵化場、鶏卵GPセンターで最小限のスペースと労力であっても、最大限の成果を達成するために事業に取り組んでいる。
同社製品については、共和機械㈱(友末琢磨社長―本社・岡山県津山市)が日本国内向けの販売代理店契約を締結している。
パレタイジングロボット『Meggbot(メグボット)TP100』は、シンプルで考え抜かれたパレタイズ機能を持ち、設置面積が約2メートル×2メートルの極めてコンパクトなエッグカーゴシステムのソリューション。処理能力は毎時3万6000卵で、ユーザーのきめ細かな要望に耳を傾けつつも、既成概念にとらわれないように設計・開発を進めた結果、スマートかつ革新的でありながら、使いやすいソリューションが実現した。
『メグボットTP100』とメグソン社の関連製品については、共和機械営業部(電0868-26-6600)へ。