農水省が薬剤耐性対策ミニセミナー開催 11月は薬剤耐性対策推進月間

農林水産省は、政府が「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に位置付けている11月に、①公式X(旧ツイッター)やFacebook、メールマガジンを活用した情報発信②薬剤耐性対策に関するポスターの配布③同省の「消費者の部屋」での薬剤耐性対策に関する展示――を行なうほか、「動物分野における薬剤耐性対策ミニセミナー」を開催する。

  

ミニセミナーは全7回で、Zoomウェビナーによるリアルタイム配信(各回午後7時~8時)。日程と内容は次の通り。

11月15日=豚×呼吸器病

11月19日=水産分野

11月20日=愛玩動物×皮膚病

11月21日=乳用牛×乳房炎

11月25日=肉用鶏×大腸菌症

12月6日=肉用牛×呼吸器病(前編)

12月9日=肉用牛×呼吸器病(後編)

11月25日の肉用鶏×大腸菌症では、農林水産省動物医薬品検査所動物分野AMRセンターの細井悠太氏が「ブロイラーにおける大腸菌の薬剤耐性モニタリング」、㈱ESAC代表取締役の永井寿宗氏が「鶏大腸菌症の病態と最近のトレンド」、㈱ウェルファムフーズ防疫対策部会長兼宮城産業動物診療所長の橋本信一郎氏が「大腸菌症の発生状況と対策、抗菌剤の慎重使用」と題して講演する。

参加費は無料。参加希望者は専用フォーム(https://forms.gle/gPHc5gNPFWuqzN8o9)から申し込む。申し込んだ人を対象に期間限定でアーカイブ配信も予定している。

問い合わせはミニセミナー事務局(メール=contact●grps.page)へ。

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