東京・アリオ北砂に『幻の卵屋さん』 にほんたまごかけごはん研究所

北海道から沖縄まで厳選した卵販売

上野代表㊨らが各種の卵や調味料、TKGグッズをアピール

東京都内では希少な卵15種類が販売されていた

様々な企画を通じて卵かけご飯(TKG)の魅力を発信する(一社)日本たまごかけごはん研究所(上野貴史代表理事―事務局・神奈川県鎌倉市)は7月2日から8月1日まで、東京都江東区のアリオ北砂フードコート前に『幻の卵屋さん』を出店した。

6個用モウルドパックを税込み600円で販売し、好きなブランド卵を1個単位でパック詰めしてもらう方式。ペンと封入用カードも手渡し、どこにどの卵を入れたかを書き込めるようにした。

取材した7月16日は、北海道産から沖縄産まで15種類の卵がずらり。それぞれの産地、味、卵黄色などを紹介するPOP広告も飾り、興味を持った人には各ブランド卵のリーフレットを配布した。

TKGをよりおいしく食べるための調味料では、同研究所の『公式醤油』をはじめ、『卵かけ黒酢』、マヨネーズを販売。TKGをモチーフとしたオリジナルTシャツやトートバッグ、クリアファイルなども売り場を彩った。

普段は東京・巣鴨で土日のみ営業する『幻の卵屋さん』だが、上野代表によると今後も各地のショッピングセンターや駅ナカなどに〝出現〟する予定。同氏は「コロナウイルスによって楽しみの減った皆さまに、卵を通じて明るい気持ちになってもらいたい」と話していた。

訪問時に販売されていた卵は次の通り。

ファフィ卵(㈱太田ファーム/北海道)、プレミアム奥久慈(㈱ひたち農園/茨城)、濃い黄味(倉持産業㈱/同)、宝玉卵(㈱田中農場/埼玉)、茜(㈱ハコニワ・ファーム/栃木)、ひより(ワタナベファーム/同)、あかり(同/同)、こはる(同/同)、富士の名月(㈱マルフク/静岡)、名古屋コーチン卵(㈲花井養鶏場/愛知)、日本一こだわり卵(㈱セーラー/兵庫)、はやしの平飼い有精卵(はやしなちゅらるふぁーむ/広島)、ももか(平飼いまさとう/同)、ゆずたま(ヤマサキ農場/高知)、はっこう卵(上原養鶏場/沖縄)

(にほんたまごかけごはん研究所・上野貴史代表理事へのインタビュー記事は本紙をお読みください)