地元情報誌で県産卵をPR 岩手県養鶏協会

岩手県養鶏協会は毎年『いいたまごの日』に合わせて、地元の岩手放送主催の「IBCまつり」に参加し、たまごの魅力を普及啓発するイベントを実施しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で、IBCまつりが中止になったため、県内の楽しいスポットやお得な情報を紹介するタウン情報誌「acute(アキュート)」11月号と、同誌別冊「岩手食べ歩き大百科」に、『新鮮、安心、岩手の〝美味しい〟たまご』をPRする広告記事を掲載。県内の書店やコンビニなどで順次販売されている【写真上】

記事は、巻頭のカラーページに見開きで掲載。清らかで冷涼な気候、清冽な水に恵まれた環境で、安心・安全・おいしい卵が生産できることや、岩手県産卵は全国に出荷されていること、会員各社が万全の防疫対策で、それぞれ「こだわり」を持って卵を生産していることなどを紹介。

卵の栄養の豊富さも説明し、「アミノ酸は脳の働きを高める」「コレステロールは細胞膜、ホルモン、胆汁酸、脳の神経細胞などの形成に必要不可欠な栄養」などの知識も解説。免疫力アップや生活習慣病対策のためにも、毎日食べてほしいと勧めている。

同誌のプレゼントコーナーともタイアップし、acute11月号では「えっぐおじさんの菊地先生が、コロナ退散を願って作ったかわいい『アマビエ』のエッグクラフトと、『11月5日はいいたまごの日』を記念して全国共通たまご券」のセットを用意。

販売予想冊数は、両冊子とも約2万冊(合計約4万冊)とのことで、岩手県産卵の魅力の普及とともに、卵の消費拡大も期待できそうだ。