動物用製品の販促で連携 Meiji Seika ファルマとKMバイオロジクス
Meiji Seika ファルマ㈱(小林大吉郎社長―本社・東京都中央区)とKMバイオロジクス㈱(永里敏秋社長―本社・熊本市北区)は10月17日、両社の一部の動物用製品に関する日本国内でのコ・プロモーション(共同販売促進)契約を締結したと発表した。
養豚分野を得意領域とするMeiji Seika ファルマと、養鶏分野を得意領域とするKMバイオロジクスが、相互の動物用製品についてプロモーションを実施するもの。
対象製品のうち、Meiji Seika ファルマがプロモーションするKMバイオロジクス製品は、「スイムジェンTGE/PED」(豚伝染性腸炎・豚流行性下痢混合生ワクチン)。
KMバイオロジクスがプロモーションするMeiji Seika ファルマ製品は、①「アストップ、アストップ200」(逆性せっけん系消毒剤)②「クレンテ」(ジクロルイソシアヌル酸系消毒剤)③「明治キトサイドC」(混合飼料)。
今回のコ・プロモーション契約の締結について両社では「共同で販売促進することで、より多くの顧客に両社の製品の有用性を伝えるという、これまでにないシナジー(相乗効果)が得られるものと期待している。Meiji Seika ファルマとKMバイオロジクスは、消毒薬、混合飼料、ワクチン、抗菌薬を含む予防から治療、健康維持にかかわる両社製品の供給を通じて、動物を病気から守り、安全・安心な畜水産物の安定供給と生産性の向上により、畜水産業の発展に貢献していく」としている。