入賞100産品決定 フード・アクション・ニッポン アワード

地域の農林水産物や食文化の魅力を生かした産品を発掘する「フード・アクション・ニッポン アワード2019」(主催・農林水産省)の入賞100産品がこのほど決まった。

11回目となる今年度のテーマは「日本の産品と出会い、〝あなたの逸品〟を発見しよう」。全国から応募された1491産品の中から一次審査で入賞100産品が決まった。今年度は食品ロスの解消や東日本大震災からの復興を目指す産品、高校・大学など学生が研究テーマに基づいて開発した産品、農福連携の産品などが入賞したほか、初めて外国人入賞者が選ばれた。

10月17日に行なう最終審査会では、国内の大手流通店、流通、外食事業者などの10人が最終審査委員を務め、入賞100産品からアワード受賞10産品を選定・表彰する。

また、入賞100産品を実際に味わえる「フード・アクション・ニッポン 食堂」を10月1~10日まで開設。消費者自身が〝あなたの逸品〟を選び、最も得票数の多かった産品を「特別賞」(各カテゴリー1産品、合計5産品)に選定する。

さらに最終審査会終了後には、全国の地域産品を取り扱う「まるごとにっぽん」(東京・浅草)で、入賞100産品を展示・販売するマルシェを開催する予定。入賞した100産品のうち、鶏卵・鶏肉関係は次の通り。

▽「甲州地どり」=カテゴリー・一次生産物、(農)甲州地どり生産組合(山梨県)

▽「ピクルドエッグ」=カテゴリー・加工食品、Anne Elizabeth’s Farm(栃木県)

▽「すだち鶏胸肉唐揚げ(すだち果皮入り)」=カテゴリー・中食、㈱イシイフーズ(徳島県)

入賞100産品の詳細は公式サイト(https://fanaward.jp/)へ。