ハッチテック新本社建設　1年後に完成予定

新社屋のイメージ図

ハッチテック社（本社＝オランダ・ユトレヒト州ヴィーネンダール）は3月16日、新社屋を現本社所在地のヴィーネンダール（Veenendaal）市内に建設すると発表した。今年半ばに着工し、約1年間で竣工する予定。

同社は独自の研究に基づき、国際的に評価が高い空調システムや早期給餌システムなどを備えた各種の孵卵関連設備を開発し、世界各国に販売している（日本国内の代理店は共和機械㈱）。

ヴィーネンダール市はハッチテックグループ創業の地で、オランダのフードバレー（ワーヘニンゲン大学を中心とした産官学による国際的な食品研究開発拠点）にも近く、アクセスも容易。

新社屋は、顧客の製品視察や従業員のトレーニングに活用できるショールームを備えるほか、研究・設計、販売・サポートまで一つの屋根の下にまとめた「新たなアイデアとイノベーションのインキュベーションセンター」とするとのこと。

同社のチッゼ・メーター（Tjitze Meter）CEOは「本社屋を単なるワークプレイスではなく、お客様や関係者の皆さまをお迎えできるミーティングプレイスにする」と述べている。