高性能エッグカウンター「アキュカウント」 東洋システムが全世界で販売へ
東洋システム(株)(安田勝彦社長-本社・岐阜県各務原市金属団地97-4)は、イスラエルのアグロロジック社と共同で、高精度で信頼性が高く、コスト競争力のあるエッグカウンター「アキュカウント」(商標名)を開発し、5年前から日本国内で販売してきた。
「アキュカウント」の出荷台数は、日本国内を中心に、一部海外も含めると累計で数千個に達し、電気雑音環境などの異なる状況下での使用実績も増加しているとのこと。
同社では着実な販売実績を挙げていることから、全世界で本格的に販売することとし、来年1月24日から26日まで、米国アトランタ市で開催されるインターナショナルポートリーショーにデモ展示する。
販売は、同社とアグロロジック社との共同出資会社であるアグロシステム(本社・東洋システム内)が行ない、生産はアグロロジック社の生産ラインを増強して対応する。
【高精度安定カウントのヒミツ/赤外線ツインカウント。10センチ幅のカウントエリアに対し、8本の赤外線が2方向から交互に、1秒間に周波数回転(50サイクル地区であれば50回、60サイクル地区であれば60回)放射され、この反射を8個のセンサーがキャッチ、タマゴの数として画像分析する。同一のタマゴをほとんど同時に2方向から1秒間に数回見ることになり、正確にカウントできる(PCT国際特許出願済み)。なお、このカウンター以外の現在市販されているカウンターは、すべて1方向からのカウント】