14年度の食鳥検査羽数 ブロイラーは1.6%増
厚生労働省医薬食品局食品安全部は、2月10日に開いた全国食品衛生関係主管課長会議に示した資料で、平成14年度(14年4月~15年3月)の食鳥検査羽数(認定小規模処理場での検査羽数を除く)を報告した(政令都市などの処理羽数の前年比は不明)。
それによると、ブロイラーの検査羽数は5億9,610万6,266羽で、前年度を1.6%上回った。県別では、1位は鹿児島県で同2.7%減の1億870万5,783羽、2位は宮崎県で同3.8%増の1億535万9,882羽、3位は岩手県で同2.7%増の9,481万213羽。上位3県の合計は前年度比1.1%増の3億887万5,878羽で、全体に占める割合は51.8%(前年度52.1%)であった。
成鶏の検査羽数は、502万8,222羽で、前年度に比べ5.6%増加した。県別では、1位は茨城県で同6.3%増の1,571万4,975羽、2位は鹿児島県で同6.8%増の1,247万2,103羽、3位は青森県で同2.3%増の530万5,588羽。上位3県の合計は前年度比5.8%増の3,349万2,666羽で、全体に占める割合は前年度と同じ44.6%であった。
このほか、あひるの検査羽数は前年度に比べ11.5%減の28,251羽(三重県が22,998羽、福岡県が3,936羽、富山県が1,072羽、北海道が215羽、徳島県が30羽)、七面鳥はゼロであった。