能登半島地震の支援金を募集 中央畜産会

(公社)中央畜産会(森山会長)は10月31日まで、令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県内の畜産農家への支援金を募集している。

今年1月1日に能登半島地震が発生して半年以上が経過したが、石川県内の畜産農家は甚大な被害を受けながら経営を続けている。特に道路や水道などのインフラの復旧、畜舎の修繕などの遅れは、畜産農家による生産活動にも大きな影響が出てきており、さらに生産資材の高騰などにより経営的に厳しい状況に置かれている。

このような中、中央畜産会は地元の(公社)石川県畜産協会と県内の畜産農家に対する支援について協議を進めてきたが、地震発生から時間が経過してしまうと各種支援が少なくなることへの懸念があるという意見もあり、今回、支援金を募集することにしたもの。

集まった支援金は、石川県畜産協会により配分などを決定し、石川県内の畜産農家(酪農・肉用牛・養豚・養鶏)に届けることにしている。

なお、今回の地震では新潟県、富山県、福井県でも被害が発生し、災害救助法が適用されたが、(公社)新潟県畜産協会、(公社)富山県畜産振興協会、(一社)福井県畜産協会の厚意により、支援金の対象を石川県内の畜産農家にした。

支援金の募集内容は次の通り。

▽募集期間=8月15日から10月31日まで

▽募集金額=法人の場合は1口5万円(2口以上)、個人の場合は1口3000円以上

▽支援金振込先=みずほ銀行虎ノ門支店 普通預金4629211 公益社団法人中央畜産会

支援金に協力する際には別紙様式(中央畜産会ホームページで提供)の送付を求めている。

問い合わせは中央畜産会管理部(電03-6206-0840、F03-5289-0890、Eメール=notoshien●jlia.jp)へ。

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