共和機械 新型ファームパッカ『FP-365』を発売
GPセンターの生産性向上
共和機械㈱(友末琢磨社長―本社・岡山県津山市河面375)は、規格外卵の排出や自動検卵装置の搭載を可能とした集卵装置、新型ファームパッカ『FP-365』を発売する。
GPセンターのパッキング工程で安定稼働の妨げとなる極小卵や極大卵、ひび卵といった規格外卵は、従来型のファームパッカを用いた作業では、目視検査の人員を配して一つひとつ抜き取るしかなく、また、血卵や腐敗卵など見た目では判別不能な食用不適卵を取り除くことは不可能であった。
今回発売する『FP-365』は、採卵農場で余計な人手をかけることなく原卵の付加価値を高め、GPセンターの生産性を向上させる全く新しいコンセプトのファームパッカ。
主な特長は次の通り。
①最大処理能力は毎時3万6500卵、従来機と同等の設置スペースで処理能力が22%向上。
②堅牢で、かつ衛生管理が容易なオールステンレス構造。
③卵の詰まりや浮きを抑えつつ、密集状態を回避する新開発のアキュームレータ。
④集卵作業の引き始めや引き終わりの稼働性に優れたキャリア方式。
⑤清掃性とメンテナンス性に優れた引き出し式のパッキングホルダー。
⑥オプション装備として、極大卵や極小卵を判別するセンサーや、共和機械の「ひび卵検出装置CEX」や「異常卵検出装置BEX」といった不良卵検出装置による規格外卵の選別機能を搭載可能。
国際養鶏養豚総合展2022(4月27~29日)で新型ファームパッカ『FP-365』を展示するとのことで、共和機械では「ご来場いただいたお客様から製品を使う上で求められる様々なご意見をうかがい、よりご支持を得られるファームパッカとなるようご提案をさせていただきます。この機会にぜひ実機をご覧ください」と呼びかけている。
問い合わせは共和機械営業部(電0868-26-6600、F0868-26-6608、Eメール=info●kyowa-machinery.co.jp)へ。
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