愛媛県の野鳥糞便から低病原性ウイルス 鳥インフル防疫対策再徹底を各県に通知

農林水産省消費・安全局動物衛生課は11月28日、愛媛県で採取された野鳥の糞便から低病原性の鳥インフルエンザウイルス(H7N7亜型)が検出されたと環境省から連絡があり、各都道府県や関係団体に防疫対策の再徹底を通知した。

野鳥の糞便からの同ウイルス検出は今シーズン初めて。農水省では各都道府県に、同ウイルスの侵入防止対策と異常家きんの早期発見・通報などを家きん農場に再徹底するとともに、発生時の迅速で円滑な初動対応や必要な人員の確保、防疫資材の備蓄状況と調達先などの確認を要請した。