食鶏取引規格と小売規格を改正 今年4月から

農林水産省は1月7日、食鶏取引規格と食鶏小売規格を改正したと発表した。新規格は今年4月1日から適用されるが、10月1日までは改正前の規格でも表示できる。
ブロイラーの品種改良に伴って生体重が増加していることや、以前は流通しなかった部位が販売されるようになっているため、流通実態に合わせて改正したもの。主な改正内容は次の通り。
食鶏取引規格=(1)生体、と体(生鮮品)の重量区分を、それぞれ100グラムずつ引き上げ(2)と体と中抜き(ともに生鮮品)の品質標準を「A級」と、それに該当しない「格外」に分けて設定(旧基準ではB級と分類)(3)手羽もと、手羽さき、手羽なか、ささみの1個当たりの重量区分を削除
食鶏小売規格=(1)手羽はし、手羽もとつきむね肉、もつ、なんこつ、手羽なか半割り(手羽なかを骨に沿って2分割したもの)を生鮮品の部位に追加(2)生鮮品の品質標準を単一に(2等級の区分を廃止)

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