久慈工場を大規模増設 1日9万羽処理能力へ 十文字チキンカンパニー

㈱十文字チキンカンパニー(十文字保雄社長―本社・岩手県二戸市石切所字火行塚25)は10月16日、政府の復興支援「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」を活用し、久慈工場(岩手県久慈市小久慈町63―16―1)を大規模増設すると発表した。
現在の久慈工場の処理能力は1日当たり6万4000羽であるが、増設後は同9万羽に引き上げ、国内最大規模の鶏肉処理工場となる見込み。総事業費は約87億円で、「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」の約39億円を活用する。これに伴い稼働開始までに86人以上の新規正社員を雇用する予定。増設面積は約1万2000平方メートルで、今年10月に着工し、平成29年11月の稼働開始を目指す。
同社では「久慈工場への大規模投資は10年後を考えていたが、国産チキンに対する需要が堅調に推移している中で、わが社の事業拡大余地はまだあり、地域の喫緊の課題である雇用創出に貢献できるものと判断し、前倒しで設備投資を決定した。現在全国3位のチキン生産県である岩手県が、上位の鹿児島、宮崎に追いつくひとつのステップにしていきたい」としている。

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