飼料製造で資本業務提携 中部飼料と伊藤忠飼料
飼料の製造事業で資本業務提携の検討を進めていた伊藤忠商事㈱(岡藤正広社長―本社・東京都港区)と伊藤忠飼料㈱(藤嶋照夫社長―本社・東京都江東区)、中部飼料㈱(久光正郎社長―本部・名古屋市中村区)は、7月31日に提携内容を公表した。
それによると、伊藤忠飼料は今年4月に設立したみらい飼料㈱(本社・名古屋市中村区、資本金1億円)に同社の飼料製造業務(八戸工場、石巻工場、門司工場、志布志工場)を移管するとともに、みらい飼料の株式の51%を中部飼料に譲渡する。同時に伊藤忠飼料と伊藤忠商事、伊藤忠食糧の伊藤忠グループ3社は中部飼料の第三者割当増資(計7.37%)を引き受ける。合弁会社のみらい飼料の事業開始は今年10月1日で、社長には中部飼料生産統括部長の門口勝祐氏が就任の予定。
中部飼料と日本ハムグループも提携
中部飼料は7月31日、日本ハムグループと資本業務提携すると発表した。日本ハム㈱(末澤壽一社長社長―本社・大阪市北区)、日本ホワイトファーム㈱(永井賢一社長―本社・青森県横浜町)、インターファーム㈱(白根淳一社長―本社・青森県おいらせ町)の3社が中部飼料の第三者割当増資を引き受け、日本ハムグループの出資は7.47%となる。