鶏卵生産量、出荷量とも前年並み 1~6月の鶏卵流通統計

農林水産省・統計部は8月18日、18年1~6月の鶏卵流通統計をまとめた。鶏卵の生産量は123万3178トン、出荷量は119万5895トンで、いずれも前年同期並みとなった。県別では茨城など17県が減少したものの、30県で増加した。

18年1~6月の鶏卵流通統計によると、全国の鶏卵生産量、出荷量ははほぼ前年同期並みで、生産量は123万3178トンで前年同期比100.2%、出荷量は119万5895トンで同100.3%と、前年同期をわずかに上回った。
弱毒タイプの鳥インフルエンザの発生で、昨年から今年にかけて約600万羽近い羽数を処分した茨城県の鶏卵生産量は、前年同期に比べ約40%減少した。このほか群馬、千葉、神奈川、東京、富山、山梨、静岡、三重、京都、大阪、和歌山、香川、高知、福岡、熊本、沖縄の17都府県で減少した。
増加したのは北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、埼玉、新潟、石川、福井、長野、岐阜、愛知、滋賀、兵庫、奈良、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島の30道県であった。
首都圏の鶏卵流通面からみると、茨城の減少分のほとんどは東北と北陸(一部北海道)の増加分でまかなわれたとみられる。
月別の生産量と出荷量では、3月と4月が前年同月を下回ったものの、1月、2月、5月、6月は前年同月を上回った。
また、1~6月の2大都市の入荷量は、東京は11万2615トンで前年同期比108.4%、大阪は11万618トンで同101.5%であった。