日本S&H(株)が発足 リンコ・ジャパンと日本エス・アンド・エイチが合併

リンコ・ジャパン(株)の浅野目猛社長は、8月12日に同社会議室で記者会見し、「リンコ・ジャパン(株)は、8月21日付で親会社である日本エス・アンド・エイチ(株)と合併し、『日本S&H株式会社』として新たなスタートを切る」と発表した。
食鳥処理機械メーカーのデンマーク・リンコ社と今年4月に提携を解消し、新たにオランダのシステメート社と提携したことや、技術・総務・経理部門を統一して、一層の効率化を図ることなどが合併の主な理由。
さらに拡大した製品のラインアップと、業界ナンバーワンを目指すパワーアップしたカスタマーサービスによって、多様なニーズにも迅速・的確に対応できることが期待される。
日本S&H(株)(浅野目猛社長―本社・埼玉県さいたま市岩槻区末田21-2、電048・798・8846)は、資本金5,000万円。立体ラベル事業部、食品機械事業部からなり、業務内容は(1)印刷、紙パルプ、プラスチック関連機械、資材の輸入、販売および輸出(2)印刷用版材および各種ロールの輸入、販売(3)食品、食肉加工機械、資材の輸入、販売(4)機械設備の保守・関連業務――などとなっている。食品・食肉関連機械の主な提携先は、食鳥処理総合プラントのオランダ・システメート社、脱毛用ゴム棒のイスラエル・ドラム社、骨肉分離システムのデンマーク・シモ社など。

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