東京ウインファームのウイン卵 東京都生産情報提供食品事業者登録制度で認定

(株)東京ウインファーム(永尾正義社長―本社・東京都江東区千石1―10―10)は、6月2日付で「東京都生産情報提供食品事業者登録制度」の登録事業者に認定された(本紙前号既報)。鶏卵の生産分野では4社が認定されたものの、流通分野では同社が初めて。
東京都が推進する同制度は、食品の生産・流通履歴などの情報提供に積極的に取り組む事業者を登録するもの。登録事業者は生産・販売する食品に登録マークを表示することができ、都内の消費者が食品を購入する時の選択の目安になる。
東京ウインファームは、提携農場である(有)岩手ファーム(中村光夫社長―本社・岩手県岩手郡玉山村)とともに登録認定を受けた。
同社は岩手ファームが生産する鶏卵を、業務用『ウイン卵』として流通させている。岩手ファームでは、朝10時までに集卵した鶏卵を洗卵選別、箱詰め(ダンボール箱、W―BOX)し、午後2~3時に指定車で出荷(日産=約25トン)。ウインファームグループの倉庫(東京都江東区、神奈川県川崎市、千葉県船橋市)には翌日の午前6時ごろに到着する。東京ウインファームは当日の午後配送・翌朝配送で取引先に納入しており、生産と流通が一貫した取り組みで、高品質・安全・安心に万全を期している。
取引先からの履歴情報の問い合わせには、東京ウインファームが一括して対応する。
ウインファームグループは、グループ専用のダンボール箱に加え、二年前から熱可塑性ポリプロピレンの発泡シートでできたW―BOX(通い箱)による鶏卵流通に着手するなど、トレーサビリティを視野に入れた事業を展開してきた。
永尾社長は「生産・流通履歴の情報提供は、生産と流通が一貫して行なわれていなければ難しい。岩手ファームとウインファームグループが長年積み重ねて構築したウイン卵の流通システムが今回、東京都に認められた。
ウインファームグループの中で、東京に所在する当社だけが登録を申請、認定されたが、都内で販売される食品の生産・製造・流通事業者であれば全国が対象になるので、今後は川崎や千葉でも登録を申請するように、グループ内で努力していきたい」などと語っている。

コメントを残す