9月家計消費 鶏肉、鶏卵とも微増

総務省統計局が11月8日に発表した9月分の家計調査報告(速報)によると、全国一世帯(世帯人数=3.21人)当たりの食肉の購入量は、BSEの影響で牛肉が前年同月比で21.8%と大幅に減少した反面、豚肉と鶏肉が4.1%増、0.5%増と、牛肉の減少幅をカバーするまでにはならなかった。
鶏肉の購入量は972グラム(1人当たりは303グラム)で前年同月比100.5%、支出金額は896円(同279円)で同101.8%となり、鶏肉消費は8か月ぶりに、また支出金額は平成11年6月以来27か月ぶりに前年を上回った。
一方、鶏卵は購入量が2,819グラム(同878グラム)で前年同月比101.3%、支出金額が712円(同222円)で同97.3%となった。
1~9月の1人当たり累計では、鶏肉の購入量が2,574グラムで前年同期比98.0%、支出金額が2,278円で同97.2%。鶏卵は購入量が7,672グラムで同100.4%、支出金額は1,922円で同95.4%となっている。

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