「石灰まき」が補助事業の対象に 小林農機販売

新型「のこくず&エサまっ機」は量産体制確立

「石灰まき KN-100型」を使った作業の様子

㈱小林農機販売(二木哲郎社長―本社・宮崎県小林市南西方2147-22)は、鳥インフルエンザ対策として養鶏場の敷地に石灰をまく「石灰まき KN-100型」が補助事業の対象になったと発表した(地域によって異なる場合もある)。

「石灰まき」の主な特徴は、①障害物があるところでも蛇行散布できる②散布幅を1~2メートルに調整できる③石灰は9~10俵入る④自走式でトラクターの脱着が不要⑤本体はドブ漬け仕様⑥120センチメートルの幅があれば走行できる⑦移動時には軽トラックに乗る小型タイプ⑧犬走りなどの狭いところも散布できる⑨薄まき散布もできる――など。

また、ブロイラー鶏舎の敷料〝のこくず〟と〝エサ〟の両方を1台でまける「のこくず&エサまっ機」については、新型(KNW-007-Ⅱ)の量産体制を整えた。

「のこくず&エサまっ機」の主な特徴は、①均等にまけてしまらずにフワッとなるため、のこくずの人力での整地作業が不要(のこくずのコストダウンは約10%から15%)②紙ロールを同時に敷けてエサも均等にまける③のこくずの厚まき・薄まき、エサをまく量・幅を調整できる④作業は乗っているだけ。のこくずまきは2万羽鶏舎の場合、1人90分で作業できる。エサまきは約80メートル鶏舎で、1列4人で30分かかっていた作業が1人2~3分で済む――など。

問い合わせは同社(電0984-27-0391、F0984-27-0600)へ。