日清丸紅飼料が全事業所で「ISO22000」認証取得
日清丸紅飼料(株)(山西啓士社長―本社・東京都中央区日本橋室町4-5-1)は5月28日、日本の配合飼料メーカーでは初めてとなる、食品安全に関するマネジメントシステムの国際規格『ISO22000』の認証を、同社の全事業所で取得した。
同社は、これまでも配合飼料の安全性を確保するため、工程管理と品質管理の徹底を図り、各工場でISO9001や抗菌剤GMPの認証を取得して、安全・安心な製造体制を構築してきた。今回の『ISO22000』認証の取得は、「食」の安全性確保が社会的な要請となっている中で、フードチェーンの一員である同社が、より安全で高品質の飼料を生産者に提供し、食の安全、食卓の安心に貢献することを目的としたもの。
登録範囲は「畜水産用配合飼料、混合飼料および飼料添加物の製造・販売」で、審査機関は(一財)日本科学技術連盟。
日清丸紅飼料では「これからも、食文化の一翼を担う企業として、わが国の畜水産生産者の発展、消費者の健康および環境への配慮に貢献していく」としている。