成鶏用新飼料体系「LMアップシリーズ」発売 日本配合飼料
日本配合飼料(株)(川島政喜社長―本社・横浜市)は、11月1日から成鶏用新飼料体系「LMアップシリーズ」を発売する。
LMアップシリーズは、卵重が過大になる大型鶏から、卵重の乗りにくい小型鶏まで、各鶏種の特長に合わせた卵重コントロールを目的に、地域性に合わせてCP15%~19%までの5つのバリエーションになっている。特長は次の通り。
(1)ME含量を一定にするなど、CP別飼料の切り替えストレスを抑える内容を盛り込んでいる。これによって適切な卵重コントロールが容易になり、LMサイズの鶏卵を効率よく生産できる。
(2)遺伝的に改良の進んだ鶏の能力に見合うように、ビタミン添加の見直しを実施した。また、これまで採用していたものに比べ、より吸収性の優れた新ペプチドミネラルやカルシウム消化を促す酵母を新規採用している。これによって優れた卵質の鶏卵を得ることができる。
(3)リンの有効利用を促進するフィターゼの使用と、低CP飼料を組み合わせることで、環境へのリンや窒素の排出を減少させることができる。これによって地球環境への負担が低減される。
詳細は同社畜産飼料部(電045・450・5771、F045・450・5762)へ。