特価品の1位に卵

農林水産省総合食料局消費生活課がこのほどまとめた、デフレーション下における食料品の購買調査の中で、よく目にする特価品の販売品目の1位は「卵」の49.7%となっており、次いで「冷凍食品」「牛乳」が挙げられている。
この調査は今年7月に全国の主要都市に在住する1,020人の食料品消費モニターをが調査したもので、国産と外国産について、食料品購入の際の情報の参考としては、マスコミ報道や雑誌などで取り上げられている食料品に関する情報を「参考にしている」が70%を超えている。最も高いのは「料理法に関する情報」「栄養価・機能性に関する情報」で、いずれも79.3%が参考にしている。
同じ種類の食品で国産と外国産がある場合、どちらを主に購入しているかについては、どの食品も60%以上が「国産」と答えている。国産を選んでいる比率が最も高いのは「生鮮野菜」で、85.3%となっている。
外国産の食料品を購入している人の一番の理由は「価格が安い」が最も多く、45.7%となっている。「価格が安い」を理由に挙げた人のうち、「外国産のものが国産に比べて3割程度安ければ外国産を選ぶ」という人が最も多く、36.9%となっている。

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