鶏卵、牛肉が大幅増 2018年上半期の輸出

農林水産省は8月10日、2018上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出額(速報値)が前年同期比15.2%増の4359億円になったと発表した。

品目別の内訳は、農産物が15.1%増の2628億円、林産物が7.1%増の185億円、水産物が16.4%増の1546億円。

国・地域別の輸出額は①香港984億8000万円(17.3%増)②中国658億3000万円(32.1%増)③米国558億7000万円(5.2%増)④台湾421億2000万円(13.5%増)⑤韓国304億6000万円(6.6%増)⑥タイ226億円(同17.8%増)⑦ベトナム208億2000万円(22.3%増)⑧シンガポール130億3000万円(11.0%増)⑨フィリピン80億8000万円(同18.6%増)⑩オランダ67億8000万円(同2.3%増)――の順に多かった。

畜産物のうち、鶏肉の輸出量は4.4%増の4684トン、輸出額は2.1%増の9億300万円。鶏卵の輸出量は47.7%増の2428トン、輸出額は47.0%増の6億2700万円。牛肉の輸出量は43.4%増の1544トン、輸出額は37.4%増の108億2700万円。豚肉の輸出量は3.1%増の1161トン、輸出額は6.9%増の5億1200万円。牛乳・乳製品の輸出量は3.4%増の9092トン、輸出額は1.9%増の72億7100万円となった。