第4回こめたまごメニューコンテストの入賞メニューを期間限定で提供
昭和産業グループと東京家政大のコラボ 十条駅前「ダイニング街なか」で
JR十条駅前のコミュニティレストラン「ダイニング街なか」(東京都北区上十条2-28)では、昭和産業グループと東京家政大学のコラボレーションで今年2月に最終審査を実施した「第4回こめたまごメニューコンテスト」(本紙2月25日号既報)の入賞メニューを6月21日から7月5日まで、期間限定で提供している。
提供しているのは、東京家政大学家政学部栄養学科2年の星崎紗祐理さんが考案し、優良賞を受賞した「シャキシャキ!スプリングピッツァ」を基に、ダイニング街なかの榎本英雄シェフがアレンジ(ピザ生地に使う薄力粉を強力粉、トッピングのさやえんどうをさやいんげんに変更)を加えた「シャキシャキ!筍ピッツァ」【写真上】。
ピザ生地には昭和産業㈱の国産小麦粉『麦の路』、ピザに後乗せするゆで卵には飼料原料に国産玄米などを使用した昭和鶏卵㈱のブランド卵『和のしずく』を使っており、小麦本来の味と香り、シャキシャキした国産タケノコの歯ごたえ、卵のおいしさなどが楽しめるピザとなっている。
昭和産業と昭和鶏卵、東京家政大学の3者は2014年度から卵を使ったレシピのコンテスト実施しており、第4回コンテストでは、飼料用米を鶏に給与して生産した昭和鶏卵の『たまごのある暮らし』と、昭和産業の製粉部が取り扱う『北海道小麦粉』を使ったメニューを同大学・栄養学科の学生から募集した。
ダイニング街なかで提供するメニューを考案した星崎さんは「実際にお店で出していただくのはすごく光栄。自分で作った時よりも生地がパリパリで、食べやすい厚さになっており、プロの力を改めて感じました。コンテストでは卵と小麦粉を使ったメニューということで、アルバイト先がイタリアンレストランだったことが、ピザを作るヒントになりました。卵がとてもおいしかったので、スイーツのように生地に入れるのがもったいないと思いました」と話していた。
榎本シェフは「おいしそうで、楽しそうな家政大学のコンテスト入賞作品の中から、私はタケノコのピザを選びました。シャキシャキした食感と、トマトソースを使わないところが新鮮ですね。大学での学びを生かし、食材の栄養バランスも考えられていました。この機会にぜひ『ダイニング街なか』にどうぞ。お待ちしています」とコメントしている。
「シャキシャキ!筍ピッツァ」の提供期間には、同コンテストの入賞作品を上貼りラベルに掲載した「たまごのある暮らし」を、ダイニング街なかで販売している。