各地で鶏卵の正しい知識や魅力を伝え消費の拡大PR〈下〉

関係者が一致団結して卵の魅力発信 たまニコin宮崎大会

行列が絶えず大人気となった宮崎会場のオムライス作り体験コーナー

 

宮崎県養鶏農協青年部(今村彰亨部会長)と(一社)宮崎県養鶏協会(吉原洋明会長)は11月17日、宮崎市のJA・AZM(アズム)ホールで催された「Karada Good Miyazakiフェスタ2019」に参加し、第13回『たまごニコニコ大作戦in宮崎大会』を催した。

同イベントは、これまで青年部が中心となって企画してきたが、今年は初めて宮崎県養鶏協会との共催に。青年部のメンバーや家族、各企業の従業員に加えて、県養鶏協会、県畜産振興課、県経済連、児湯養鶏農協、鶏卵関連企業の関係者ら約50人が協力し、揃いの「たまニコTシャツ」で様々なアトラクションを運営した。

クイズの参加者に様々な特典を設け、卵の正しい知識や魅力のPRに努めた

当時は好天に恵まれ、子どもから大人まで多くの消費者が来場。卵の知識が学べる「たまごクイズ大会」、クイズ参加者を対象にブランド卵を1パック150円で販売する「卵の特別販売」、卵を購入すると挑戦できる「クジ引き大会」、「ゆで卵2個(たまニコ)早むき大会」「ゆで卵お絵かきコーナー」「卵2個のオムライスづくり体験」「ひよこふれあい体験」などを楽しんだ。

特に「オムライスづくり体験」は、今年も行列が絶えず、500食近くを提供。卵も予定数を大幅に超えて、合計1048パックを販売した。

宮崎会場を運営した皆さんでニコニコ記念撮影!

2007年から13年間継続している同大会は、地域の産業と卵の消費拡大をPRする充実したイベントとして年々成長し、定着しつつあるようだ。

埼玉は「たまニコinドリームフェスタ」 埼玉県養鶏協会

埼玉会場では今年もたまごクイズを実施。正しい知識を地域の消費者に楽しく学んでもらった

埼玉県養鶏協会青年部は11月16、17の両日、草加市のまつばら綾瀬川公園で開かれた『2019彩の国食と農林業ドリームフェスタ』内で、恒例の『たまニコinドリームフェスタ』を催した。

今年も快晴の下、多くの消費者が来場。青年部のメンバーは一致協力して、卵の正しい知識を紹介する「たまごクイズ」を実施したほか、会員が生産した新鮮な埼玉県産卵や、プリン、マヨネーズなどの加工品を販売した。

ボリュームたっぷりで〝インスタ映え〟する「たまご屋さんのたっぷりたまごロール」

同青年部は毎年、「たまごつくねバーガー」や絶品の「目玉焼き」「エッグシェイク」など、生産者ならではの卵を使った軽食を提供しているが、今回は、新鮮な卵をたっぷり使った特製「たまご屋さんの卵たっぷりたまごロール」を販売。トッピングは卵約2個半分の卵サラダで、購入時にはサービスで追加も。2日間合計で約400個を販売したため、イベントでは1000個をゆうに超える卵が提供された計算だ。

大野元裕埼玉県知事(中央右)、浅井昌志草加市長(その右隣)、若林龍司JA埼玉県中央会会長(同フェスタ実行委員会会長、右端)も来訪