卵が2個付く2種類の牛すき鍋 すき家
ゼンショーグループの㈱すき家(小川一政社長―本社・東京都港区)は11月4日から、全国の約1820店舗で生卵が2個付く冬メニュー『牛すき鍋定食』(税込み780円)と『キムチーズ牛すき鍋定食』(890円)を販売している。
同社が2014年から提供する牛すき鍋は、18年に生卵を2個に増量。消費者の反響も上々とのことで、販促室ウェブ課の安宅真弓課長は「2個にして牛すき鍋の自由度が広がった。鍋に卵を落としたり、1個はごはんに乗せてTKG(卵かけご飯)にもできる」と提案している。
また今期はテイクアウト需要の高まりを受け、家庭用コンロで加熱できるアルミ鍋(容器)入りセットも用意。店内飲食時と同価格とした。
㈱ゼンショーホールディングスグループCC部の小林泰久部長は〝持ち帰り鍋〟の普及に向けて「電子レンジにはない火力ならではのおいしさを出せる。加熱する約2分間に煮込み感とワクワク感を感じてもらえるよう徹底的にこだわった。卵2個で、いろいろな食べ方を楽しんでほしい」と話している。