初生ひなの輸入 2018年は26.4%増
農林水産省動物検疫所は、このほど2018(平成30)年の初生ひなの輸入統計(速報値)をまとめた。
卵用鶏と肉用鶏を合わせた18年の初生ひな輸入羽数は、前年に比べ26.4%増加し、51万4351羽となった。
卵用原種鶏の輸入羽数は2.4%増の3万519羽で、カナダ、アメリカの2か国から。
卵用種鶏の輸入羽数は7.3%減の9万4420羽で、フランス、カナダ、アメリカの3か国から。
卵用コマーシャル鶏の輸入羽数は約8倍の1万2335羽で、ハンガリーから。
肉用原種鶏の輸入羽数は23.4%増の19万8033羽で、イギリス、アメリカ、ニュージーランドの3か国から。
肉用種鶏の輸入羽数は58.1%増の17万9044羽で、イギリス、フランス、アメリカの3か国から。肉用コマーシャル鶏の輸入はなかった。
国別では、イギリスは98.9%増の24万9238羽(肉用原種鶏18万1140羽、肉用種鶏6万8098羽)で最も多く、次いでアメリカは40.7%増の17万1041羽(卵用原種鶏1万486羽、卵用種鶏4万8631羽、肉用原種鶏1407羽、肉用種鶏11万517羽)であった。
※初生ひな輸入統計の表は統計情報のページに掲載しています