「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名 オルテック社
「持続可能な開発目標」にコミット
オルテック社(本社・米国ケンタッキー州)のマーク・ライオンズ社長兼CEOは、このほど人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止にかかわる10の原則を掲げる「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名した。
さらに国連の「持続可能な開発目標(SDCs)」を構成する17のグローバル目標のうち、①飢餓をゼロに②すべての人に健康と福祉を③質の高い教育をみんなに④ジェンダー平等を実現しよう⑤働きがいも経済成長も⑥気候変動に具体的な対策を⑦海の豊かさを守ろう⑧陸の豊かさも守ろう⑨パートナーシップで目標を達成しよう――の9つにかかわることを明らかにした。
2015年9月の国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2030年に向けた具体的な行動指針で、すべての国々が至急起こすべき行動を示している。UNGCに加わる企業は自社のコアビジネスに最も合致し、行動を起こしやすいターゲットの選択が求められる。
マーク・ライオンズ社長兼CEOとデアドラ・ライオンズ共同創業者は「新技術、事業運営の改善、イノベーションの採用により、農業・食品生産セクターは『Planet of Plenty』をサポートできると信じている。オルテック社は、より持続可能な未来を築くための情熱的なコミットメントに基づいて世界各地で設立される多くの団体に賛同し、署名している」などと述べた。
オルテック社が明確にしたコミットメントは「国連グローバル・コンパクト」に受諾され、持続可能な未来を築くことを約束した9500社と3000の非営利団体で構成されるネットワークに公式に加わった。また、温室効果ガスの排出削減目標の設定値が科学的根拠に基づいていることを認定する「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」にもオルテック社は参加する。