平成28年のひな輸入は英国、米国、カナダから
農林水産省動物検疫所は、このほど平成28年の初生ひなの輸入統計(速報値)をまとめた。
卵用鶏と肉用鶏を合わせた28年の初生ひな輸入羽数は、前年に比べ16.1%増加し、56万5688羽となった。
卵用原種鶏の輸入はカナダ、アメリカの2か国から115.1%増の1万9125羽。
卵用種鶏の輸入はカナダ、アメリカの2か国から2.4%増の10万5899羽。卵用コマーシャル鶏の輸入はなかった。
肉用原種鶏の輸入はイギリス、アメリカの2か国から9.9%減の19万1198羽。
肉用種鶏の輸入はイギリス、アメリカの2か国から60.3%増の24万9466羽。肉用コマーシャル鶏の輸入はなかった。
国別では、イギリスは117.3%増の31万8538羽(肉用原種鶏18万9783羽、肉用種鶏12万8755羽)。
カナダは113.1%増の7万8834羽(卵用原種鶏8994羽、卵用種鶏6万9840羽)。
アメリカは107.4%増の16万8316羽(卵用原種鶏1万131羽、卵用種鶏3万6059羽、肉用原種鶏1415羽、肉用種鶏12万711羽)。
輸入初生ひなの28年の検疫件数は85件で、前年に比べ6件増加した。検疫解放率は、卵用鶏は94.2%(入検13万2684羽、解放12万5024羽)、肉用鶏は96.3%(入検45万7457羽、解放44万664羽)であった。