優勝は土田氏の白色種 第84回チャボ全国品評会
全日本チャボ保存協会(鹿嶋善次郎会長)は「第84回チャボ全国品評会」をウェブ上で開催した。
同協会では、毎年4月第4週の日曜日に全国品評会を開いてきたが、新型コロナウイルス感染症や高病原性鳥インフルエンザの影響で、この2年間は開催を見合わせていたため、今年は初めてウェブ上で開催することにしたもの。ウェブ品評会への出品は1羽立て(補助者がいないと、チャボ雌雄2羽の同時撮影が難しいため)で、応募形式はカラーで撮影したデータまたはプリント写真のいずれかとしたが、コロナ禍でなかなか出向くことが難しい遠方の会員にも絶好の出品チャンスになったとみられ、参加者数は43人、出品鶏は66羽となった。
全出品鶏の画像は5月15日から全日本チャボ保存協会のホームページに掲載。同協会の審査委員が同日に審査し、審査結果を5月22日にホームページで受賞34羽を発表した。
優勝(農林水産大臣賞、東京都知事賞、ザ・ポウルトリー賞、全日本チャボ保存協会会長賞)は土田啓二氏(山形県)の白色種。
準優勝は鹿嶋善次郎氏(埼玉県)の赤笹種と黒色種。
特等賞は木全憲二氏(静岡県)の桂種、村田利八氏(静岡県)の碁石種、土田啓二氏(山形県)の黒色種、吉住貴丸氏(東京都)の桂種、鹿嶋善次郎氏(埼玉県)の金鈴波種。このほか、一等賞、保存奨励賞、努力賞などがの各賞が授与された。